環境工学科通信

農業用水路の補修活動を行っています。

畑や水田に水を供給する「農業用水路」は、農業生産にとって大変重要な土木施設です。しかし、近年これらの老朽化が進み、生産活動に支障をきたす事例も報告されています。環境工学科では、土木技術で地域貢献活動を行い、農業振興の手助けを行う目的で、「農業用水路の点検と補修活動」を行っています。今年度も学校の遠隔地農場もある、美野原地区を対象に10月10日(水)に点検活動を行い、その結果をもとに10月31日(水)に補修を行いました。
 
損傷箇所の有無を確認               結果を記録
 
モルタル(セメント、砂、水)の練り混ぜ      目地の損傷箇所の補修
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1年生が丁張り実習を行いました。

10月26日(金)、1年生が科目「土木施工」で、丁張り実習を行いました。丁張りとは、建物を建てるための基準となる仮設工作物のことです。土木構造物を建設するための最も基礎的な作業で、建物の水平方向の位置や高さを定めます。生徒は初めての実習に戸惑いながらも楽しそうに取組んでいました。また、この実習には地元の建設業の方々に指導していただきました。ありがとうございました。
 
杭打ち                     水準測量による高さの測定
 
水平出し                     実習の様子
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1年生が足場の建設実習を行いました。

10月24日(水)、1年生が科目「土木施工」で、足場の建設実習を行いました。土木構造物の建設の際に、作業用のスペースとして用いられる足場ですが、作業の効率に作用するだけでは無く、作業員の生命を守る大事な構造物でもあります。生徒は、技術的な事だけではなく、工事の安全性についても深く学ぶことができました。また、この実習は中央工学校の協力のもと行いました。ありがとうございました。
 
足場の枠の組立て                 作業床の取り付け
 
昼食はカレーをご馳走になりました         完成した足場  
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トータルステーション実習が始まりました。

2学期になり、1年生の測量実習では角度と距離を測定できる、トータルステーション(以下T.S)の取扱いを学んでいます。T.Sはレーザーと器械内部の計算装置で、ボタン一つで距離測定と角度測定を行う、最も一般的な測量機器です。測量技術の習得のためにしっかりと取扱い方法を身につけてほしいと思います。
 
 
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