2021年12月の記事一覧

宇都宮大学と高大連携事業を実施しました!

 令和3年12月10日(金)宇都宮大学農学部農業環境工学科との高大連携事業を実施しました。宇都宮大学農業環境工学科と本校は、中之条高校農業土木科(現 吾妻中央高校環境工学科)時代からの進学先として多くの卒業生がお世話になっていることから、長く交流実績のある関係です。2007年4月以降は、宇都宮大学農学部と群馬県農業関係高等学校との教育研究連携に関する協定を結び、勢多農林・藤岡北の両校とともに連携事業を継続してまいりました。

 昨年度は、新型コロナウイルスの影響から、本校のみのオンラインによる連携事業となりましたが、今年度は他の2校と合同参加によるオンライン連携事業に参加することができました。本校からは環境工学科1年生が参加し、宇都宮大学農学部農業環境工学科の先生方より「美味しさは科学的にどのように説明されるのか」、「田園生態工学~農村の生態系を知ろう~」の2つの模擬授業と農業環境工学科の学科紹介をいただき、大学での講義を疑似体験しました。

 本校では、ぐんまハイスクールネットワーク構想で導入した機器で接続するとともに、学習用端末によるアンケートフォームの回答などにより、受講するだけでなく双方向型の講義を体験することができました。

 今年度は残念ながらオンライン開催となりましたが、来年度以降は一昨年度以前のように現地での連携事業ができることに期待し、大切な進学先の一つとして連携を続けていきたいと考えています。

オンラインで宇都宮大学と連携 オンラインで宇都宮大学と連携

オンラインで宇都宮大学と連携 オンラインで宇都宮大学と連携

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環境工学科2年、社会人講師による「鉄筋・型枠」施工!

 令和3年12月10日と13日の2日間、ものづくりマイスター派遣事業による、鉄筋・型枠施工講習会が行われました。

 各企業、総勢15名の講師にお越しいただき、釘の打ち方から、電動ノコギリでの木材の切り方、鉄筋の結束方法と型枠の組み立てなど、多くの技術についてプロの技とコツを丁寧に教えていただきました。受講した生徒は寒さも気にせず、教わったことを習得したいと一つ一つ繰り返し練習をしていました。そんな生徒たちを講師の方々が温かく見守ってくださったおかげで、生徒も安心して頑張っている姿が見えました。

 寒い中、また、お忙しい中、誠にありがとうございました。

 

設計図説明 鉄筋結束

電動ノコギリ 型枠施工

 

 

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美野原農場へ案内看板設置

 環境工学科3年の課題研究施工班が美野原農場入口に案内看板を製作しました。設置の看板は旧校名のままであったため、新しい校名と景観に溶け込む木製看板を製作しようと考え、約1ヶ月かけて製作しました。自然の素材を生かせるように、木材にバーナーで焼き目を入れ、その上に木目を生かした塗料を重ね塗りし、文字もはっきり見えるように白塗料を重ね塗りするなど工夫をこらしました。設置完了後、動物科学コースの先生方に参加いただき贈呈式を行いました。各先生方からは感謝の言葉をいただくことができました。課題研究を通じて学校や地域に貢献する活動ができ、今後の生活でこの経験をいかしていきたいと思います。

焼き作業中文字塗装中現地で設置中完成(撮影時のみマスクをはずしています)

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環境工学科1年生、高山中学校へ出前授業!

 令和3年12月8日(水)、環境工学科が学んでいる測量学の一部、「地図の等高線」について高山中学校へ出前授業を実施させていただきました。地図上の等高線を読み取り、その地形の断面的な傾斜を描く学習を行いました。休憩時間には測量機器やドローンを紹介し、地図を描く道具についても触れることで、最新技術も学習してもらいました。授業は2時間行われましたが、中学生の真剣な取り組みにより、また、環境工学科1年生の5名が中学生のサポートを的確に行ったおかげで無事に終えました。最後に中学生の代表生徒からお礼のお言葉もいただき、大変嬉しく思いました。中学校の社会科で学習する地図について、この実践を通し、少しでも等高線の理解が深まり、また、地図を見ることに楽しさを感じてもらえると大変嬉しく思います。

 本日は貴重な時間をいただき、ありがとうございました。

等高線について 環境工学科1年生がアシスタント

環境工学科1年生がサポート 環境工学科1年生がサポート

測量機器に触れる お礼のことば、ありがとう。

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環境工学科1年 「学生向け現場見学会」に参加

 令和3年12月3日(金)、藤岡市で行われた「学生向け現場見学会」に参加しました。

 はじめに県農村整備課、土地改良事業団体連合会の方々より、群馬県の農業について、また、それぞれの仕事内容など、細かい資料と共にお話いただき、県職員がどんなことを行っているのか、また仕事のやりがいなどについて高校生にわかりやすく御説明いただきました。その説明後は、実際にほ場整備を行っている工事現場へ行き、藤和航測株式会社の方々からドローンや地上レーザスキャナによる3D測定について、塚本建設株式会社の方々から自動追尾型トータルステーションによる現地測量についてご紹介いただきました。生徒たちは公務員の仕事や現場での測量の最新技術を知ることができ、将来につながる貴重な体験になったと思われます。御講義いただいた皆様、本日はありがとうございました。

群馬県職員の仕事について ドローンによる空撮実演(藤和航測株式会社の方々)

ドローンからの映像を確認 地上レーザスキャナの実演(藤和航測株式会社の方々)

3Dデータの紹介(藤和航測株式会社の方々) 自動追尾トータルステーションの実演(塚本建設株式会社の方々)

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環境工学科「日本学生科学賞」優秀賞受賞!

 環境工学科3年の科目「課題研究」の測量班10名、及び環境工学研究部の1,2年生10名が協力して研究を行っている活動が、日本学生科学賞の優秀賞に受賞しました。

 この研究活動は、美野原土地改良区の200ヘクタールを超える水田地帯に広がる農業用水路の水路図を作製し、効率化を図り完成を目指しているものであり、7年前より開始され、毎年引き継ぎ今年で8年目となります。「研究を継続することで成果に繋げられることを期待しています。」と講評をいただき、賞状と副賞をいただきました。この賞を機に、さらに研究を発展させ、完成を目指します。

測量器材準備 UAV(ドローン)での空撮

現地測量 賞状

 

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