環境工学科通信
環境工学科 社会人講師による「UAVレーザと地上レーザスキャナ」講習会開催!
令和6年5月2日(木)、株式会社リョーチの方々をお迎えして、測量の新技術である「UAVレーザ」と「地上レーザスキャナ」での測量の様子を見せていただきました。この技術は、5月19日に実施される測量士、測量士補試験にも出題されるため、非常に貴重な体験となりました。
講師の方々には、貴重な時間を割いていただき、誠にありがとうございました。
環境工学研究部・地域連携活動でサギ草の育成を行いました
4月26日(金)環境工学研究部が「中之条町ふるさと灯りの会」連携事業の一環でサギ草の植え付け作業を行いました。サギ草はラン科の植物で準絶滅危惧の指定を受けた貴重な植物で、花は白鷺が翼を広げた様子に似ていることからこの名が付いたと言われています。今年で4回目となる活動で、講師には灯りの会会員でサギ草愛好家の方をお招きしご指導いただきました。湿地を好む植物で球根を水苔で一つ一つ丁寧に包み、鉢に植え付ける作業を行いました。開花時期まで校内で水やりなどの管理を行い、8月中旬には開花し町内に展示する予定となっております。それまで丁寧に育て中之条町の活性化に貢献していきたいと思います。
環境工学研究部 「美野原土地改良区総代会」にて研究活動成果発表!
令和6年3月16日(土)、環境工学研究部の4名の生徒が、中之条ガーデンズで開催された美野原土地改良区の総代会にお招きいただき、部活動で行っている研究活動の成果を発表しました。
研究部では、10年前から美野原土地改良区と連携し、農地環境に関する課題について日々研究を重ね解決へ向けて挑戦しています。今年度は、農地の利用状況調査資料の作成を目標に、ドローンで農地の空撮を行い、写真の地図(オルソ画像)の作成に挑みました。この研究活動の成果を農家の方々にプレゼンし、農家の方々からは温かい拍手をいただきました。
「公益財団法人ぐんぎん財団環境教育賞」最優秀賞受賞!
令和5年12月20日、環境工学研究部の研究活動が「公益財団法人ぐんぎん財団」に評価され、環境教育賞の最優秀賞を受賞することができました。環境工学研究部では、9年前より継続して美野原地区の農地環境保全と農地の課題解決に取り組んでいます。
今回いただいた賞を機に、より一層の研究の発展を目指し、地元の農地環境改善と保全に努めていきたいと思います。
公益財団法人ぐんぎん財団の方々には、名誉ある賞をいただき、誠にありがとうございました。
シクラメン・バッグ販売会開催
生物生産科が育てたシクラメンと、中之条ビエンナーレ2023で「伊勢町睦会×吾妻中央高校環境工学研究部×アーティスト西岳拡貴」コラボレーションして制作したバッグの販売会を行います。会場は東和銀行中之条支店様前の「旧もりやま」です。下記日程で行いますのでぜひお越しください。
日 時 : 令和5年12月26日(火)
10:00~14:00
会 場 : 旧もりやま (中之条町大字伊勢町842-1)
・シクラメン 6号鉢2000円
・ミニシクラメン 500円
・エコバッグ 1500円
・サコッシュ 1200円
詳しくはシクラメン・バッグ販売会pdfをクリックするとチラシを見ることができます。
環境工学研究部「イオンエコワングランプリ」審査員特別賞受賞!
令和5年12月9日、有明セントラルタワーホール&カンファレンスにて開催された「イオンエコワングランプリ最終審査会」に出場し、審査員特別賞を受賞しました。
審査会では、研究部が9年前から取り組んでいる美野原地区の農地環境の保全に関する研究活動についてプレゼンを行いました。発表前夜には、宿泊ホテルで遅くまで練習と打合せを行いましたが、不安と緊張を抱えながら本番当日を迎えることになりました。しかし、本番になると生徒は緊張も見せず、堂々と発表し、その発表内容と発表態度が評価され、初出場ながら見事に入賞することができました。
色々な会場で発表してきた生徒達は発表する発言力や応用力が身に付いているようにも見え、人に伝えることの楽しさを味わえている様子でした。
これらの経験をこれからの人生に活かしてほしいと思います。
環境工学研究部「全国美土里ネット主催のシンポジウム」で発表!
令和5年12月7日(木)、東京都の砂防会館にて開催された「農業・農村の多面的機能の持続的発揮に向けた全国シンポジウム(全国土地改良事業団体連合会主催)」に環境工学研究部の代表4名が招待され、美野原土地改良区と連携して取り組んでいる研究活動について発表しました。研究部では、9年前から美野原地区の課題解決に取り組み、水路図の作成や水路の損傷部の補修、また農地の全面空撮画像作成など、農地の環境保全について継続して挑戦してきました。この活動についてプレゼンテーションを行い、会場からは大きな拍手、そして講評においては「すばらしい」、「感動した」など多くの賞賛をいただきました。
生徒は300人以上の視聴者を目の前にしても自信に満ち、堂々とした発表をこなし、立派な姿を見せました。
また1つ成長した彼らは新たな気持ちで美野原地区の農地の保全に努められると思います。
シンポジウムでは多くの方々にお世話になりました。ありがとうございました。
中之条町に行灯設置
令和5年11月27日、中之条町ふるさと灯り会連携活動の一環で、環境工学科3年のルーラルエンジニアリングを選択している11名が、行灯を制作し町内に展示しました。9月から制作を始めてデザインから行灯の組立までを行いました。「地域の活性化に貢献する、こころが和むデザイン、町を明るく元気づけるデザイン」のテーマの基に各自が工夫を凝らしたデザインを考えました。展示場所はJAあがつま中之条支店様の駐車場で1月末まで展示されておりますのでご覧ください。
環境工学研究部「ビエンナーレ会場の撤収」
令和5年10月31日(火)、環境工学研究部がビエンナーレ会場の撤収作業を行いました。アーティストの西岳拡貴さんと伊勢町睦会の方々との連携により参加できたビエンナーレが終わり、最後の仕事を終えました。睦会の方々には温かい感謝のお言葉をいただき、西岳さんからもお礼の言葉をいただくことができました。ビエンナーレという大きなイベントに参加させていただき、本当に貴重な体験となりました。この活動経験を活かし、アートに触れ、さらに地域の発展を目指して、色々なことに挑戦していきたいと思います。
ご指導、ご協力、そしてご来場してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
環境工学研究部「JA群馬青年部大会」記念講演に参加!
令和5年10月25日(水)、環境工学研究部の4名が「JA群馬青年部大会」の記念講演に招待され、研究活動について発表させていただきました。日頃行っている研究活動は、美野原土地改良区と連携し、農業用水路や農地環境の保全に取り組んでいる活動です。「地域を巻き込み10年間の継続による成果。継続は力なり。さらに水平展開されて凄い。」との好評をいただきました。
生徒はまた一歩大きく成長したと思います。貴重なお時間をいただきありがとうございました。
環境工学科2年「農業用水路の機能診断と簡易補修」
令和5年10月23日(月)、環境工学科2年生を対象に、美野原において農業用水路の機能診断と簡易補修の講習会が行われました。講師として、群馬県農村整備建設協会、美野原土地改良区、吾妻農業事務所農村整備課、群馬県土地改良事業団体連合会の方々にお越しいただき、美野原土地改良区についての詳細や機能診断の方法など、実際に行っている業務を交えてお話いただきました。その後、実際に水路の機能診断を行い、水路の損傷部について簡易補修を行いました。簡易補修については建設業の方々総勢14名にお越しいただきご指導をいただきながら補修を行いました。
美野原に農地の水路は老朽化によって多くの箇所が損傷しているため、この活動を毎年行っていましたが、コロナの影響により中止しており、5年ぶりの再開となりました。
講師の皆様には、貴重な時間を割いていただき、誠にありがとうございました。
今回学んだ技術を活かし、1つでも多くの損傷部を補修していきたいと思います。
環境工学科3年「ドローンで美野原農場空撮!」
令和5年9月29日(金)、環境工学科3年生が、科目「総合実習」において、ドローンの操縦と空撮の練習を行いました。美野原農場の広い敷地を使い、航空法で定められている高度150mの少し下まで飛ばし、美野原地区の美しい田んぼの風景を撮影しました。日常では横から見ている田んぼを上空から見るとその全体が見渡すことができ、黄金色の絨毯のような大地が目に飛び込んできます。
生徒達は1年生から練習してきたドローンの操縦を難なくこなし、ドローンが映し出す画像に「めっちゃキレイ」と嬉しそうに声を上げていました。
今はドローンが多く業界で使用される時代。ここで学んだ知識と技術を活かしてもらいたいと思います。
6月29日 撮影 9月15日 撮影
9月29日 撮影
環境工学科「中央工学校軽井沢研修所見学」
令和5年9月28日(木)、環境工学科2年生全員と3年生4名が中央工学校の軽井沢研修所にお招きいただき、施設や実習の様子を見学させていただきました。
広い実習地において、ドローンの見学や操縦体験、人工衛星を使った測量機器「ネットワーク型RTK」の最新型の紹介をいただき、施設内においてはMR実習の様子やレーザで地形を測定する「地上レーザスキャナ」など、多くの測量機器について学習させていただきました。
「この業界は仕事がたくさんあるけど人材が不足している。測量器械はスマートフォンで操作する時代になってきている今、それを使いこなせる君たちが必要」と最後にお話いただき、生徒も興味深く聞いていました。生徒にとって、自分たちが学んでいることの重要性を再認識した時間になったと思います。
中央工学校の皆さん、また、株式会社アルファ・サーベイ、千代田測器株式会社の方々には、お忙しい中時間を割いていただき、誠にありがとうございました。
環境工学科 「中学校へ出前授業!」
令和5年9月12日(火)、15日(金)の2日間において、東吾妻町立東吾妻中学校へお邪魔して出前授業を行いました。環境工学科1年から3年までの全クラスから代表者が出向き、高校入試でも出題頻度が高い「等高線」について授業を行いました。標高の値から等高線を描く方法や、地図の等高線からその断面図を描く方法を教え、中学生の様子を見ながら手を差し伸べて優しく教えていました。
今回の授業が印象に残り、今後の学習に役立ってくれることを期待しています。
貴重な時間を割いていただき、ありがとうございました。
環境工学科「小型移動式クレーン運転技能講習」開催!
令和5年8月14日(月)、15日(火)、21日(月)の3日間、小型移動式クレーン運転技能講習が開催されました。
14日と15日は前橋市の群馬県公社総合ビルにて学科講習を、21日は本校を会場に日本クレーン協会の方々にお越しいただき、手や腕での確認や合図、クレーンの操作とそのコツを生徒1人1人に優しく丁寧に教えていただきました。お陰様で、生徒全員が「合格」をいただき、また一つスキルアップができました。
厳しい暑さの中、早朝からの準備と熱中症対策など、大変お世話になりました。
さぎ草祭り開催
令和5年8月12日、環境工学研究部が中之条町ふるさと灯り会との連携活動の一環で、「さぎ草祭り」と題して町内にさぎ草の展示を行いました。ふるさと灯り会会員でさぎ草愛好家の方からご指導いただき、4月に球根の植え付けを行い、植え付け後は湿地で生息する植物のため水を絶やさぬように大切に育ててきました。今年は気候の関係で生育状況が悪いものもありましたが、なんとか花を咲かすことができました。さぎ草は準絶滅危惧種に指定された貴重な植物で、このさぎ草を展示して地域の活性化に役立てようと今年で3回目になりました。8月12日~8月22日、中之条町役場、ツインプラザ、中之条駅などに展示されておりますのでご覧ください。
八ッ場ダム・品木ダム見学会
令和5年8月4日、環境工学科1年生が八ッ場ダム・品木ダム見学会を行いました。 八ッ場ダムでは、堤体内部の管理用通路である監査廊の見学をさせていただきました。堤体内部は気温が10℃程で涼しく感じられました。安全管理のための各点検施設を見学させていただき、ダムの管理業務を学習することができました。 品木ダム水質管理所では草津中和工場を見学させていただきました。草津中和工場は酸性河川の中和を行う施設で、石灰石粉を汲み上げた川の水に混ぜ、再び川に戻す行程を見学させていただきました。この中和事業によって、吾妻川が魚が住める環境になり、農業や発電にも利用されていることを学習することができました。品木ダムではダムに貯まった中和生成物を除去するためにの浚渫作業も見学できました。
各施設で 普段では見ることのできない貴重な経験をすることができ、国土交通省関東地方整備局、関東建設マネジメント株式会社のご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。また本校卒業生の方々にも、各施設をご説明いただきありがとうございました。
環境工学科「小型車両系建設機械特別教育」講習会、開催!
令和5年8月3日と4日の2日間において、環境工学科3年生を対象に「小型車両建設機械特別教育」が行われました。PEO建機教習センタの2名の講師をお迎えし、1日目は学科講習を、2日目は技能講習を行っていただきました。
猛暑の中でしたが、生徒たちは初めての運転や掘削の操縦に楽しさを感じながら真剣に取り組み、講師の方の指導を聞き、最後まで集中して取り組みました。
講師の方々には、暑い中、朝早くから準備を行っていただき、本当にありがとうございました。
環境工学科研究部、「平板測量競技会」出場
令和5年7月26日(水)、環境工学研究部が群馬県農業クラブ連盟の「平板測量競技会」に出場しました。昨年は全国大会まで勝ち進み、優秀賞に輝いたため、次こそは日本一をと炎天下の中練習に励んできましたが、本番に色々なアクシデントに見舞われ、入賞することができませんでした。
目標を達成することは出来ませんでしたが、ここまでの道のりは自分達を大きく成長させたと思います。自分を称え、今後に生かしてほしいと思います。大変お疲れ様でした。
中之条町再生可能エネルギー発電施設見学
令和5年7月19日、環境工学科1年生が中之条町にある再生可能エネルギーを使用した発電施設の見学会に参加しました。株式会社中之条パワーの山本社長様に施設の説明をしていただきながら、各施設を見学しました。美野原小水力発電所では環境工学科が測量で係わる水路の水を使い発電していることを知りました。沢渡温泉第一太陽光発電所では山の斜面を利用し、2000kW以上発電する広大な土地に設置されたメガソーラーを見学させていただきました。中之条町は電力の地産地消に取り組み、自然エネルギーから得られる電力を地域に供給するために、国内で初めて自治体を中心とした新電力会社中之条パワーを設立し、地域の活性化に貢献しています。このような地元で行われている貴重な取り組みを見学することができ、地域活性化の方法や再生可能エネルギーの必要性を学ぶことができました。
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