環境工学科通信

環境工学研究部 群馬県農業クラブプロジェクト発表優秀賞受賞!

 令和5年7月7日(金)、群馬県農業クラブ連盟各種発表大会のプロジェクト発表分野Ⅱ類と意見発表の分野Ⅱ類に、環境工学研究部が出場しました。

 研究部では、美野原土地改良区と、また東京農業大学と連携し、昨年から新たな研究活動「ドローンを活用した地域貢献に挑戦!」を開始。その活動について細かくプレゼンを作成し、発表練習を重ね、大会に望みました。プロジェクト発表においては、昨年、一昨年と最優秀賞に輝き、全国大会に出場していたため、その先輩方の連覇を引き継ぎ、次の代へバトンを渡す目標を掲げ頑張ってきました。しかし、大会の結果は優秀賞となりました。発表は自他共に認めるすばらしい発表でしたが、最優秀賞の藤岡北高校に一歩及ばずの結果でした。悔しい思いをした生徒達でしたが、同チームの1、2年生は「先輩の発表は一番かっこよかった」と話し、3年生からも「後輩達が盛り上げてくれた」と、お互いを尊重し合う絆が生まれました。また、「来年こそは!」と既に心を切り替えた声もあがり、来年の大会が楽しみになってきました。

 結果は望みどおりではなかったかもしれませんが、ここまでの活動や練習を共にし、大会で悔しい思いを経験し、お互いを讃え合い、一段と深い仲間になれたと思います。今回の経験を、これから先の多くのことに活かしてほしいと思います。大変お疲れ様でした。

発表準備の様子 発表準備の様子

発表本番の1シーン 最優秀賞受賞

 

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ビエンナーレ用行灯挿絵制作

 令和5年7月7日、中之条町ふるさと灯り会連携事業の一環で、町内に設置された行灯に入れるビエンナーレ用の挿絵を制作しました。環境工学科3年生と学科間連携活動として普通科2・3年生の3名も参加して行われました。講師は中之条町地域おこし協力隊の方にご指導いただき、中之条ビエンナーレ2023のテーマ「コスモグラフィア・見えない土地を辿る」に沿った作品制作を行いました。今回の挿絵制作のテーマとして「くしゃくしゃのまちをつくろう」と題し、古紙を使い、一度丸めた古紙を広げ凹凸を地形に見立て、道や色づけしながらオリジナルのまち(地図)を制作しました。それそれがオリジナリティー溢れる作品に仕上がり、楽しく取り組むことができました。作品は後日、町内の行灯に設置されます。

古紙を丸める道をつくる

色をつける色を広げる

完成作品記念撮影

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環境工学研究部 「東京農業大学との連携活動!」

 令和5年6月16日(金)、東京農業大学の岡澤教授と大学生、そしてドローン関連企業の方々にお越しいただき、ドローンの最新機種や、それに搭載するマルチスペクトルカメラによる空中写真撮影とセンサによる植生調査の様子を見せていただきました。学校には無い大きいドローンや、プロペラの無い固定翼のドローンについて、その性能や操作方法などを楽しく教えていただき、生徒たちは興味深く聞いていました。それらのドローンは、飛行時間が50分という長時間飛行が出来ると聞き、生徒はさらに目を輝かせていました。

 生徒たちは、ドローン時代の先端を知り、また、色々な人と交流ができ、非常に貴重な時間になったと思います。

 お忙しい中、本当にありがとうございました。

マルチスペクトルカメラを搭載したドローン 飛行しているドローンとカメラ映像を確認する生徒たち

撮影状況を確認する先生方 固定翼ドローンの説明

回転翼ドローンの離陸の様子 ドローンの操作の説明

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六合・赤岩地区、四万温泉へプランター寄贈

 地域活性化に取り組む「中之条町ふるさと灯り会」との連携活動の一環で、六合赤岩地区と四万温泉に環境工学科3年生が木製プランターを製作し贈呈いたしました。                                                                                            6月15日には赤岩地区で中之条町長様にご出席いただき、プランターの贈呈式を行いました。贈呈式後には、赤岩地区を見学させていただきました。赤岩地区は文化庁指定の重要伝統的建造物群保存地区になっており、歴史的建造物が多く残る貴重な地域となっています。今年度は、この歴史的な資源を学習に活かそうと環境工学科以外の生徒も初めて参加しました。参加生徒からは「地域の文化や伝統を感じることができた」「身近に重伝建があることを誇りに思う」「地域との連携を大切にしたい」などの声が聞かれ充実した見学実習になりました。                                                                                                                               6月19日には四万温泉に伺い贈呈式を行いました。プランターを設置するパブリックスペースを観光で訪れる方や、地域の方が気持ち良く使っていただけるように清掃を行いました。                                      これからも地域を知り、地域の景観向上に努め、地域の役に立つ活動を続けていきたいと思います。        

贈呈式記念撮影

製作したプランター見学の様子

清掃中記念撮影

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環境工学研究部 社会人講師によるハンディレーザ計測体験

 令和5年5月26日(金)、株式会社リョーチの方にお越しいただき、「ハンディレーザ計測機」による測量を行っていただきました。ハンデイレーザ測量機は、器械からレーザを飛ばし、地物に当たった場所が3次元の点となり、それをパソコンで3Dとして復元出来る最新機器です。環境工学研究部の部員はそれを手に持ち、美野原農場を計測させていただき、その手軽さと機能性に驚いていました。

 講師の方にはご多忙中にもかかわらず体験させていただき、誠にありがとうございました。

ハンディレーザ計測機の紹介 ハンディレーザで計測中

計測データをリアルタイムに閲覧 点群データの紹介

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環境工学科、測量士・測量士補試験を受験

 令和5年5月20日(日)、環境工学科2、3年生が「測量士・測量士補国家試験」を受験しました。前日の19日、測量士を受験する3年生9名は一足先に受検地の東京都へ向かいました。それを測量士補受験生は勉強中の手を止め、見送り、応援し、来年の自分を想像している様子でした。

 試験を終えた生徒からは「難しかった」との声が多く聞こえました。合格を目指して頑張ってきましたが、合格が全てではなく、ここまでの努力で成長したものがたくさんあるはずです。それを今後の人生に是非活かしてほしいと思います。ここまで頑張った自分を讃えてください。

 保護者の皆様には、多大なるご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。

「測量士、出発します」 先に向かう測量士受験生

「頑張って!測量士補は明日向かいます!」 「難しかった…」

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環境工学科1年 水準測量スタート!

 令和5年5月10日(水)、環境工学科1年生が科目「総合実習」において、高低差を測定する「水準測量」をスタートしました。「オートレベル」という測量器械について、まずは器械の取り扱い方、そして据え付け方から少しずつ学んでいきました。初めての測量器械に興味を抱き、次回のために必死にメモを取る姿もありました。

レベルの据え付け 観測します!

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地域活性化に向けた取り組み・「サギ草の育成」

 地域活性化に向けた取り組みとして「中之条町ふるさと灯りの会」連携事業の一環でサギ草の植え付け作業を行いました。灯りの会会員でサギ草愛好家の方を講師としてお招きし、環境工学研究部員12名がご指導いただきました。サギ草はラン科の植物で花は白鷺が翼を広げた様子に似ており、また準絶滅危惧の指定を受けた貴重な植物です。このサギ草を増やし、町内にて展示を行い、地域の方や観光客の方に楽しんでいただこうと企画されました。昨年の鉢から球根を取り出し、その球根に水苔を巻き付けて新しい鉢に植え付ける作業を行いました。本校が参加して今年で3年目を迎え、サギ草の数も徐々に増えてきました。8月には花を咲かせ町内各所に展示する予定となっております。無事に花を咲かせられるように丁寧に育て、中之条町の活性化に少しでも貢献できればと思っております。

花の様子植え付け方法を学習

植え付け作業中植え付け完了

 

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環境工学科 測量国家試験対策!

 令和5年5月21日(日)、全国各地で測量国家試験が実施されます。本校では毎年環境工学科の2,3年生が挑戦し、今年も試験勉強を頑張っています。試験まで1ヶ月を切った頃から、放課後補習の後も学校に残り、必死で勉強し、教え合い、合格へ向けて雰囲気が変わってきました。「合格」は目標ですが、頑張った先にはそれ以上に得るものがあるはずです。自分の全力を出し、仲間と協力し、限界を突破して欲しいと思います。

放課後補習 模擬試験

問題に取り組む生徒 後輩に教える先輩の姿

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環境工学科1年 実習服を着て技術者へのスタート!

 令和5年4月19日(水)、環境工学科1年生に実習服が配付されました。中学校までは無かった実習用のブルゾンを身につけ、一気に技術者としての貫禄が出てきました。各実習で様々な技術を身に付け、さらに実習服を光らせる技術者になってほしいと思います。

 

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