環境工学科通信

中之条町再生可能エネルギー発電施設見学

 令和5年7月19日、環境工学科1年生が中之条町にある再生可能エネルギーを使用した発電施設の見学会に参加しました。株式会社中之条パワーの山本社長様に施設の説明をしていただきながら、各施設を見学しました。美野原小水力発電所では環境工学科が測量で係わる水路の水を使い発電していることを知りました。沢渡温泉第一太陽光発電所では山の斜面を利用し、2000kW以上発電する広大な土地に設置されたメガソーラーを見学させていただきました。中之条町は電力の地産地消に取り組み、自然エネルギーから得られる電力を地域に供給するために、国内で初めて自治体を中心とした新電力会社中之条パワーを設立し、地域の活性化に貢献しています。このような地元で行われている貴重な取り組みを見学することができ、地域活性化の方法や再生可能エネルギーの必要性を学ぶことができました。

小水力発電施設・調圧水槽小水力発電・発電状況小水力発電施設・水車メガソーラー

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環境工学研究部 群馬県農業クラブプロジェクト発表優秀賞受賞!

 令和5年7月7日(金)、群馬県農業クラブ連盟各種発表大会のプロジェクト発表分野Ⅱ類と意見発表の分野Ⅱ類に、環境工学研究部が出場しました。

 研究部では、美野原土地改良区と、また東京農業大学と連携し、昨年から新たな研究活動「ドローンを活用した地域貢献に挑戦!」を開始。その活動について細かくプレゼンを作成し、発表練習を重ね、大会に望みました。プロジェクト発表においては、昨年、一昨年と最優秀賞に輝き、全国大会に出場していたため、その先輩方の連覇を引き継ぎ、次の代へバトンを渡す目標を掲げ頑張ってきました。しかし、大会の結果は優秀賞となりました。発表は自他共に認めるすばらしい発表でしたが、最優秀賞の藤岡北高校に一歩及ばずの結果でした。悔しい思いをした生徒達でしたが、同チームの1、2年生は「先輩の発表は一番かっこよかった」と話し、3年生からも「後輩達が盛り上げてくれた」と、お互いを尊重し合う絆が生まれました。また、「来年こそは!」と既に心を切り替えた声もあがり、来年の大会が楽しみになってきました。

 結果は望みどおりではなかったかもしれませんが、ここまでの活動や練習を共にし、大会で悔しい思いを経験し、お互いを讃え合い、一段と深い仲間になれたと思います。今回の経験を、これから先の多くのことに活かしてほしいと思います。大変お疲れ様でした。

発表準備の様子 発表準備の様子

発表本番の1シーン 最優秀賞受賞

 

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ビエンナーレ用行灯挿絵制作

 令和5年7月7日、中之条町ふるさと灯り会連携事業の一環で、町内に設置された行灯に入れるビエンナーレ用の挿絵を制作しました。環境工学科3年生と学科間連携活動として普通科2・3年生の3名も参加して行われました。講師は中之条町地域おこし協力隊の方にご指導いただき、中之条ビエンナーレ2023のテーマ「コスモグラフィア・見えない土地を辿る」に沿った作品制作を行いました。今回の挿絵制作のテーマとして「くしゃくしゃのまちをつくろう」と題し、古紙を使い、一度丸めた古紙を広げ凹凸を地形に見立て、道や色づけしながらオリジナルのまち(地図)を制作しました。それそれがオリジナリティー溢れる作品に仕上がり、楽しく取り組むことができました。作品は後日、町内の行灯に設置されます。

古紙を丸める道をつくる

色をつける色を広げる

完成作品記念撮影

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環境工学研究部 「東京農業大学との連携活動!」

 令和5年6月16日(金)、東京農業大学の岡澤教授と大学生、そしてドローン関連企業の方々にお越しいただき、ドローンの最新機種や、それに搭載するマルチスペクトルカメラによる空中写真撮影とセンサによる植生調査の様子を見せていただきました。学校には無い大きいドローンや、プロペラの無い固定翼のドローンについて、その性能や操作方法などを楽しく教えていただき、生徒たちは興味深く聞いていました。それらのドローンは、飛行時間が50分という長時間飛行が出来ると聞き、生徒はさらに目を輝かせていました。

 生徒たちは、ドローン時代の先端を知り、また、色々な人と交流ができ、非常に貴重な時間になったと思います。

 お忙しい中、本当にありがとうございました。

マルチスペクトルカメラを搭載したドローン 飛行しているドローンとカメラ映像を確認する生徒たち

撮影状況を確認する先生方 固定翼ドローンの説明

回転翼ドローンの離陸の様子 ドローンの操作の説明

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六合・赤岩地区、四万温泉へプランター寄贈

 地域活性化に取り組む「中之条町ふるさと灯り会」との連携活動の一環で、六合赤岩地区と四万温泉に環境工学科3年生が木製プランターを製作し贈呈いたしました。                                                                                            6月15日には赤岩地区で中之条町長様にご出席いただき、プランターの贈呈式を行いました。贈呈式後には、赤岩地区を見学させていただきました。赤岩地区は文化庁指定の重要伝統的建造物群保存地区になっており、歴史的建造物が多く残る貴重な地域となっています。今年度は、この歴史的な資源を学習に活かそうと環境工学科以外の生徒も初めて参加しました。参加生徒からは「地域の文化や伝統を感じることができた」「身近に重伝建があることを誇りに思う」「地域との連携を大切にしたい」などの声が聞かれ充実した見学実習になりました。                                                                                                                               6月19日には四万温泉に伺い贈呈式を行いました。プランターを設置するパブリックスペースを観光で訪れる方や、地域の方が気持ち良く使っていただけるように清掃を行いました。                                      これからも地域を知り、地域の景観向上に努め、地域の役に立つ活動を続けていきたいと思います。        

贈呈式記念撮影

製作したプランター見学の様子

清掃中記念撮影

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