あいさつ

本校は、1899(明治32)年に開校した旧中之条高等学校と1919(大正8)年に開校した旧吾妻高等学校が統合され、2018(平成30)年4月に新高校として設立されました。今年度で創立4周年という新しい学校ですが、統合前の両校の卒業生を合わせると3万7千名を超え、県内高校としては最大級の同窓会によるご支援をいただく伝統校でもあります。

 

現在、全学年ともに5クラス編成(普通科2、生物生産科1、環境工学科1、福祉科1)で、合計15クラス、489名の生徒が学んでいます。3つの大学科(普通科・農業科・福祉科)を併設する高校は群馬県内では唯一、本校のみであります。それぞれの学科の教育目標実現を目指すとともに、全学科の教育力を融合させた、本校にしかできない教育活動の展開を目指します。

 

校訓である「誠実・希望・自律・創造」を常に念頭に置き、吾妻地域の中核校としての使命を果たすべく、生徒・職員一同が全力で教育活動に取り組んでいます。本校は、自分の夢を実現するために努力を怠らない生徒と、生徒の「大いなる明日」と「地域、そして世界の未来」を見据えながら、生徒の挑戦を全力で支援する教職員が集う学校です。前身となる両校の歴史と伝統に基づきながらも、新高校吾妻中央としての新しい歴史のページを刻んでいきます。

 

  令和3年4月1日    

群馬県立吾妻中央高等学校

校長 澤田 德彦