動物科学ニュース290 平成30年度群馬県原乳品質改善共励会での受賞
平成30年度群馬県原乳品質改善共励会での受賞 動物科学研究部
群馬県牛乳販売農業協同組合連合会が主催する『平成30年度群馬県原乳品質改善共励会』において、動物科学研究部が世話をしている乳牛の生乳が群馬県で8位となりました。(酪農家457戸数中)
この共励会は、新鮮で良質な原乳を供給することや乳質の向上を推進したり、品質の改善を図ったりする趣旨で行われています。そのため、毎月3回検査が行われ、原乳中の細菌数や脂肪分などを得点化して総合点を順位付けされます。この5年間、50位以内を維持していることから、特別奨励賞もいただきました。
これも動物科学研究部の生徒を含め、美野原農場の乳牛の管理に携わる生徒たちの努力が実ったと思います。

乳質の改善に向けた取り組み
〇 牛床を清潔に保ち、オガクズに石灰を混ぜる。
〇 ウシの体をブラッシングして、体をきれいにする。
〇 搾乳のさい、作業行程を遵守したり、乳牛の観察をよくしたりする。
〇 乳房炎が発症したさい、獣医師の指導のもと、早期回復に努める。
〇 飼料は、自家飼料(トウモロコシ)の生産や飼料設計をして、乳量の増加や乳成分の向上を図っている。
お問い合わせ
群馬県立吾妻中央高等学校
美野原農場
〒377-0432
群馬県吾妻郡中之条町
大字五反田4371
TEL
0279-75-2329(FAX兼用)
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